携帯電話代を大幅に節約するぞ(前編)

携帯電話代金の節約2

2015年5月末にキャリアを解約し、MNP(ナンバーポータビリティ)を使ってMVNOで契約をしました。
今回は、携帯電話代の節約方法をご紹介します。

目次

大手キャリアの通信料は高い

これまで大手キャリアで契約をしていまして、特に不満なども感じることなく過ごしていましたが、いろいろ出費が重なり、生活費を抑えてたいと感じ、初めて携帯電話料金を見直そうと考えました。

現状の携帯電話料金はこんな感じでした。(税別)
基本料金  2,700円
データ定額 3,500円(僕は2GBの小容量でした)
機種代金  3,000円
月々割   -1,470円
他諸費   1,230円
合計   8,960円
海外で使用したりしていない月は、毎月この金額でした。2015年7月で機種代金支払い完了だったので、それ以降は毎月の携帯代金は7,100円(税別)くらいの予定でした。

改めて、通信料って高いですよね。基本料金とデータ通信料(2GB)だけで、6,200円(税別)もするんですよ。
これはどうにかならないのかなあ、というのが今回見直しのきっかけでした。

機種代の支払いが終わるといっても、使っていたiPhoneの画面の反応が悪くてフリーズしてしまったり、電話を切れなくなったり、ちょっと問題を抱えていたので、端末の買い替えを考えなくてはいけない状況でもあり、機種変や乗り換えをしたら、また端末のお金がかかってくるという問題もありました。

iPhoneに慣れていたので、iPhone6 or 6plusにしようかなあと思ったんですが、iPhoneって高いんですよね。海外にも行くのでSimフリーが良かったんですけど、アップルストアで購入すると、iPhone6容量62GBで税込106,704円!

各キャリアで乗り換え含め試算してもらったんですが、毎月の携帯代が9,500円くらいになってしまう計算でした。(機種代+通信料合わせて)
前以上に高くなるのはいやだなあとMVNOを検討することにしたのです。
(キャリアのいわゆる「2年縛り」にもかなり不快感があったからというのもあります)



通信料が安いMVNOって何?

MVNO(Mobile Virtual Network Operator)は、ウィキペディアを見ると、仮想移動体通信事業者と書いてあります。全然わからん表現ですなあ。
詳しい人には今更な話題ですが、一応「MVNOって何?」という解説をいたしますと、「大手キャリアさんの電波を借りて提供しているのがMVNO会社」ということになります。

MVNO業者は、NTTやauの電波を一部借りてきて提供している会社で、大手キャリアより安く提供しています。
どうして安いかと言いますと、(ここは僕なりの解釈なので間違ってるかもしれません)

MVNOが安い理由① 端末代を加えていない

大手キャリアの場合、必ず端末と通信をセットで販売しています。端末を分割にして、安くして販売する代わりにその分を通信料に乗せているのです。
そして2年ごとに高額の違約金等の設定を行い、長く契約を維持させて、端末代を回収する仕組みにしています。MVNOは端末は別売りで、通信費だけなので安価で契約できるのです。

MVNOが安い理由② 経費がかかっていない

そもそも通信をレンタルしてきているので、初期の設備投資等はかかっていません。ショップ等も出していない事も多く、ネットでのやりとりですので、人件費も抑えられています。

細かいことはともかく、大手(docomo、au、softbank)より安い通信料金を提案してくるのがMVNO会社と思っていただければ良いかと思います。
もちろんその分、デメリットもあるのですが、それは後ほど記載します。

私は、今回、このMVNO会社の中から契約する先を選ぶことにしました。

端末は、別で購入しても良いし、MVNO会社が料金とセットで販売しているケースもありますので、どちらを選んでも良し。私は、セットではないんですが、端末は量販店で購入して、MVNOも量販店でそのまま契約しました。

格安スマホとMVNOは違うの?

最近は、格安スマホというのもCMで流れるようになってきました。
格安スマホは、MVNO会社が安い端末と通信をセットで販売しているケースを指すことが多いようです。
例えば、イオンスマホとか楽天スマホとか。これらはMVNOとしての安い通信料と安い端末をセットで販売しています。



格安スマホのメリット・デメリット

メリット
・MVNOの提供する安い通信料
・端末代も少し安く購入できる
・電話でのサポート等がある場合が多い
デメリット
・契約期間が最低1年以上と長く、解約すると違約金を取られるケースあり
・端末のスペックが低い、もしくは数年前の古い機種を使っている
というところでしょうか。

格安スマホは、端末代も2年分割で払っていくパターンがほとんどですが、一括で買うのとトータルの値段はほとんど変わらないものが多いですね。ただ分割で払っているだけという感じ。

MVNO会社は「通信のみでの販売(simカードのみの販売)」と「端末とのセット」の2種類を用意している。
格安スマホは、通信とスペックの低い端末とのセット販売のみ。
という棲み分けになっているように思います。

端末一括購入の3〜4万円を支払うのがキツイ人以外は、端末は端末で買って、通信の契約は別で行う方が良いように思います。最低契約期間も短いし、万が一解約になっても違約金等もないケースが多いので。

さて、ここからは具体的にどのような端末を選んで、どのような通信契約をしたかをご紹介します。

後編に続く…

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この記事を書いた人

場末のファイナンシャルプランナー。得意分野は、保険とローン・資産運用。自社では、食品卸・輸出・旅行手配も行ってます。猫と旅と音楽とガジェット類が好き。

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